一本足で立っている姿は凛としていて、美しいフラミンゴですよね。多数のフラミンゴが集まっている姿はきれいな赤色に染まり圧巻です。でも、フラミンゴはなぜ赤いのでしょうか？モテるため！という説もあります。フラミンゴが赤い訳をまとめていきたいと思います。
フラミンゴの種類・どこで暮らしているの？
フラミンゴは主に熱帯に生息していて、アフリカ、南アメリカ、南ヨーロッパ、南アジアの海水や汽水の水辺に広く分布しています。また、長距離を移動する渡り鳥です。
フラミンゴ目・フラミンゴ科に属していてフラミンゴ科は3属6種になります。
・オオフラミンゴ
アフリカ広域・ユーラシア南西～南部（地中海沿岸からインドにかけて）
・ベニイロフラミンゴ
ガラパコス諸島・カリブ海沿岸・フロリダに移入
・チリーフラミンゴ
南米のペルー中部からフエゴ島ブラジル南部・ウルグアイ・アルゼンチン
・コフラミンゴ
アフリカ東部・ナミビアからボツワナ・セネガルからモーリアニア・インド南東パキスタン
・アンデスフラミンゴ
ペルー南部・ボリビア西部・チリ・アルゼンチン北西部
・コバシフラミンゴ
ペルー南部・ボリビア西部・チリ・アルゼンチン北西部
フラミンゴはなぜ赤いの？モテるため？
きれいな赤色をしているフラミンゴですが、生まれたときは白色です。フラミンゴが赤くなる理由は食べるエサに関係しています。
フラミンゴの繁殖地とされている湖は赤く染まっています。水中の藻が分泌する色素とプランクトンによるものです。この赤くなった藻やプランクトンなどを食べることによりフラミンゴも赤く染まっていきます。これらの湖は濃度が高い炭酸塩が含まれた強いアルカリ性のため、他の生き物には過酷な環境です。アルカリに強く丈夫な皮膚を持ったフラミンゴはこの環境に適応できました。
鮮やかな赤い色をしたフラミンゴは異性を惹きつけるため、繁殖をする確率が高くなります。より赤い色をしたフラミンゴはたくさんエサを食べられ、健康であるという証拠なのです。フラミンゴにとって赤いということは重要なことなのですね！動物園などで飼育されているフラミンゴは赤い色素が入ったエサを食べています。
まとめ
生まれたときは白色のフラミンゴはエサを食べることで鮮やかな赤い色に染まっていきます。より赤いフラミンゴは異性を惹きつけ、繁殖する確率が高くなります。フラミンゴといえば集団で行う『求愛ダンス』も印象的ですね。動物園などでも注目してみたいです！
最後まで御覧いただきありがとうございました。
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