実力派2世アーティスト・俳優一挙紹介!親の七光りではない才能と活躍!

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実力派アーティスト・俳優と言われる方の中でも、実は親が有名人!という2世がいます。しかし、親の七光りではなく人気を集めている方がたくさんいます。2世の実力派アーティスト・俳優を紹介していきたいと思います。

実力派2世アーティスト・俳優7人紹介

柄本佑

父親は俳優の柄本明さん・母親は女優だった角替和枝さんです。弟は俳優の柄本時生さんです。安藤サクラさんと結婚しており、安藤サクラのご家族も芸能一家になります。

多くの映画・テレビドラマ・CMなどに出演している柄本佑さんは、2003年高校時代に映画『美しい夏キリシマ』のオーディションを受け合格し芸能活動を本格的に始めました。この作品では2004年キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞しました。映画監督への思いも強く、2005年には早稲田大学芸術学校・空間映像科(夜間開講の建設デザイン専門学校)に進学しました。後に映画監督として短編の自主制作映画を手掛けています。

母親の勧めで『美しい夏キリシマ』のオーディションを受け俳優になりました。ご両親は芝居と演劇にしか興味がなく、幼い頃から映画の話ばかりだったそうです。子供のころから夢見ていた映画監督になることも実現させ、俳優としても活躍されているのは親の影響が大きいですね!

Taka

父親は歌手の森進一さん・母親は歌手の森昌子さんです。弟はMY FIRST STORYのHIROさんです。ご両親は言わずと知れた昭和を代表する歌手ですね。お二人はTakaさんが高校の時に離婚しています。

今や世界で活躍している”ONE OK ROCK”のヴォーカルを務めています。楽曲・歌声・表現力に加えてネイティブな英語の発音が素晴らしく、世界各国から評価されています。2012年・アジア3都市を皮切りに、この頃から海外ツアーが増えていきます。2016年にNHKで開催された『18祭(フェス)』ONE OK ROCKと選ばれた18歳世代の1000人で一つのステージを作り上げる)で『We are』が歌われ大反響でした。翌年、NHK総合で放映され、地上波TV初主演となりました。

Takaさんは中学生の時にSMILE-UP (旧ジャニーズ事務所)に所属して”NEWS”の結成時のメンバーとして活動していましたが、退所しました。その頃に共通の友人を介し、”RIZE”の金子ノブアキさんと知り合いライブを観に行き、ロックに目覚めたそうです。

ハマ・オカモト

父親はダウンタウンの浜田雅功さん・母親はタレントの小川菜摘さんです。

”オカモトズ”のベーシスト・タレント・MCと幅広く活躍しているハマ・オカモトさんです。ベースを始めたのは中学生の時でしたが、今や海外からも認められる腕前で、日本人として初めて米国フェンダー社とエンダースメント契約を締結しました。また、オカモトズとは別にサポートミュージシャンとして数多くのアーティストの楽曲に携わっています。それだけの信頼感があるベーシストなのですね!

デビューのきっかけは中学校の仲良しの同級生だったメンバーがやってきた”オカモトズ”のメンバーが脱退するということで当時、大学生だったハマ・オカモトさんの学業に差し支えのない程度でなら…とサポート的な感覚で入りました。しかし、実はこの時には事務所と契約していてデビューも決まってたそうです。また凄いのが、”オカモトズ”メンバーの二人の親がミュージシャンです。浜田雅功さんの息子であることを公表するなら自分自身が軌道に乗ってからと伏せていて、2013年頃に公表しました。その後、自身がMCを務めたラジオ番組のゲストに父親を迎え、初共演をしたことが話題になりました。

仲野太賀

父親は俳優の中野英雄さん・母親は一般人の中野多加美さんです。多加美さんは芸能事務所『バグジーヒーローズクラブ』の社長です。兄の中野武尊さんも以前は俳優をしていました。

どんな役でも演じてしまう実力派俳優ですね。2014年第6回TAMA映画祭で最優秀新進男優賞(本年度最も飛躍した俳優、もしくは顕著な活躍をした新人俳優)を受賞し高く評価されました。また、第69回カンヌ映画祭・「ある視点」部門、審査員賞を受賞した『淵に立つ』に出演した際、深田晃司監督は仲野太賀さんの演技に「受容性がある」と高く評価していて、脚本は”あて書き”(先にキャストを決めて個性や演技を想定しながらセリフを書くこと)したそうです。2016年のテレビドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)ではゆとりモンスター・山岸ひろむ役を演じ、強烈な印象を残しています。脚本家の宮藤官九郎さんも絶賛で後に、山岸ひろむを主人公にした『山岸ですがなにか』が配信されています。

小学生の時に『WATER BOYS』に感動し、主演の山田孝之さんが憧れだったそうです。13歳の時にテレビドラマ『新宿の母物語』(フジテレビ系)でデビューしました。後に映画で共演した林遣都さんが山田孝之さんと同じ事務所だったことから関係者に直談判し見事、山田孝之さんと同じ事務所に所属できたそうです。デビュー当時は『太賀』の名前で出てきました。2世俳優であることを伏せるためでしたが、2019年に改名し『仲野太賀』にすると中野英雄さんの息子であることすぐにばれてしまったそうです。

松田龍平

父親は俳優の松田優作さん・母親は女優の松田美由紀さんです。弟は俳優の松田翔太さん、妹は歌手の松田ゆう姫さんです。叔母は女優の熊谷真美さんです。松田龍平さんが6歳の時に父の松田優作さんは亡くなっています。

中学3年生の時に映画『御法度』の主役を捜していた、大島渚監督の目にとまりオファーを受け、一度断るも出演することになりました。この作品で日本アカデミー賞を初めとし7つもの新人賞を受賞しました。また、2013年には映画『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀主演賞を初めとし8つもの男優賞を受賞しました。

小学生の頃からサッカーをしていてイタリア・セリエAのジュニアユースに参加したこともあり、サッカー選手を目指していました。中学3年生の時に大島渚監督の目にとまり『御法度』の主演のオファーをを受けますが、「自分が出来るわけがない」という思いと高校受験があり断ります。しかし、「受験が終わってからは?」と言われ断る理由がなくなり受けることになりました。デビュー作にして、この年の多くの新人賞を総なめにしています。

宮沢氷魚

父親は歌手・元『THE BOOM』の宮沢和史さん・母親はタレント・ラジオパーソナリティー・CNN ニュースの日本語版のナビゲート役・MTV JAPAN 音楽パーソナリティーを務めていた光岡ディオンさんです。氷魚さんは若い頃の宮沢和史さんにそっくりです!

2015年第30回『MEN’S NON-NO』専属モデルオーディションでグランプリを受賞し、モデルデビューをしました。2017年テレビドラマ『コウノトリ』で俳優デビューをしました。初出演となる映画『his』で第12回TAMA映画祭最優秀新進男優賞、第45回報知映画賞新人賞を受賞しています。ハーフの母親の影響でアメリカ・サンフランシスコで生まれ、インターナショナルスクールに通い、カルフォルニア大学に2年間留学をするなどバイリンガルな宮沢氷魚さんです。2023年映画『エゴイスト』の日本外国特派員協会記者会見では質疑応答には英語で答えています。

父親のライブを観て芸能界に興味を持ち、自ら事務所に履歴書を送り、合格して所属となりました。事務所の最終面接の時には親のことは言ってなかったそうです。契約書に親の職業を書く欄があり、「仕方ない…」と思いながら『宮沢和史』と書くとマネージャーさん達がざわつき始めてバレてしまったそうです。

森山直太朗

父親は元ミュージシャンのジェームス滝さん・母親は歌手の森山良子さんです。お二人は離婚しています。森山良子さんの従兄は歌手のムッシュかまやつさんです。また、2018年には作曲家・ピアニストの平井真美子さんと結婚しており、音楽一家です。

2002年ミニアルバム『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』でデビューしました。高校の同じサッカー部だった一年後輩の御徒町凧さんと共同制作をしていました。森山直太朗さんが世に知れ渡ったきっかけとなったのは『さくら(独唱)』ですね。CD販売直後から”桜前線北上ツアー”と称し九州から北海道まで30都道府県を訪れ、レコード店・地元のラジオ局などを巡回しました。そんな中、オリコンチャートで発売初週では80位でしたが9週目にして1位を獲得しました。2021年からは中学3年生の国語の教科書で採用されています。その後も『生きていることがつらいなら』・『夏の終わり』・『花鳥風月』・『生きとし生ける物へ』など歌詞を大事にしている曲が多く、歌い続けられています。2005年のNHK紅白歌合戦では母親の森山良子さんとの『さとうきび畑』での共演が話題になりました。

高校時代はサッカー部に所属していてプロを目指していたほどの腕前だったので、音楽の道に進む思いはなかったそうです。しかし、大学生頃から吉祥寺の井之頭公園などで歌うようになったそうです。

2世タレントの苦悩

芸能人の多くのお子さんは生まれた時から注目を集めています。今やSNSで自ら我が子の画像やエピソードを投稿している方もいますが、2世というだけで苦悩を抱えてきている方も多くいるようですね。特に親の芸歴が偉大過ぎると世間からの期待が大きくなることもあります。お子さんを一切メディアに公表しない方も多くいます。よく、「同じ道には来てほしくない」と言っているかたも見ますね。

小さい頃から注目を浴びてしまう

ここ最近ではマスメディアのあり方など変わってきていますが、昔は大勢の取材陣が所かまわず押しかけていくことがたくさんありました。元プロ野球選手・日本プロ野球名球会顧問などを務める長嶋茂雄さんは野球界に大いなる功績を残した一人です。長男・長嶋一茂さんは父親のプロ野球引退翌年には小学生にも関わらず、練習場に向かうと多くのマスメディアが押しかけていて一挙手一投足に注目したそうです。練習が終わり友達と楽しくしているとカメラを構えた記者たちが近寄ってくると友達はスッといなくなってしまったそうです。そんな事が嫌で一年ほどで野球を辞めてしまったとのことです。

2世タレントが何か問題を起こせば家族にも迷惑がおよぶ

歌手の尾崎豊さんの息子の尾崎裕也さんは小さい頃母親から「自分の評価は、自分だけじゃなくて父親の印象にも繋がる」と言われ”自分の評価が父親の名前を傷つけかねない”とどこか萎縮していたと話しています。身内が有名人というだけで様々な苦労があるのですね。

まとめ

今回紹介した方たちは、偉大な親をも超える実力派の方たちばかりでした。親の影響を受けながらも”この道を行く”と覚悟をされ芸能活動をしている印象でしたね。今後も注目していきたいと思います。

最後まで御覧いただきありがとうございました。

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